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シャワーと浴槽のどちらが節約になるかは、人数・シャワーの時間・湯張り量で変わります。まずは家族全員が使うお湯の量を比べましょう。浴槽に入る場合は、体を洗うシャワーのお湯も加えて考えます。
シャワーと浴槽の湯量比較
資源エネルギー庁「風呂・トイレ」では、シャワーを1分使うと12Lのお湯が流れ、家族4人が4分ずつ使うと浴槽1杯分とほぼ同じになる例を紹介しています。
次の表はシャワーを毎分12L、浴槽への湯張りを200Lと仮定した計算例です。実測値やガス料金の見積もりではありません。
| 使い方の例 | 湯量の計算 | 合計 |
|---|---|---|
| 1人が5分シャワーを使う | 12L × 5分 | 60L |
| 4人が各4分シャワーを使う | 12L × 4分 × 4人 | 192L |
| 4人が各5分シャワーを使う | 12L × 5分 × 4人 | 240L |
| 浴槽へ1回湯張りする | 200Lと仮定 | 200L |
短時間のシャワーを1人で使う場合と、家族全員が長時間使う場合では結果が変わります。表の湯量だけで、浴槽とシャワーのどちらが必ず安いとは決められません。
同じ湯量でも、水温・設定温度・給湯器の効率・契約するガス料金によって費用は変わります。毎分12Lはこの表の仮定であり、自宅のシャワーが同じ流量とは限りません。
入浴時に見直す使い方
シャワーの流しっぱなしを減らす
髪や体を洗っている間など、使わないときはお湯を止めましょう。資源エネルギー庁もシャワーを不必要に流したままにしないよう勧めています。全員の入浴を一律に5分以内にする必要はありません。まずはお湯を使っていない時間を見直すと取り組みやすくなります。
浴槽のふたと入浴の間隔
浴槽を使うときはふたを閉め、家族ができるだけ間隔をあけずに入ると、お湯が冷めるのを抑えられます。資源エネルギー庁は冷めたお湯を追い焚きする分を減らす省エネ行動として、入浴の間隔をあけないことを挙げています。追い焚きを増やせば節約になるわけではありません。
湯張り量は浴槽の大きさや給湯器の取扱説明書に合わせて調整してください。「半分に減らせば誰でも十分に温まる」とは言えません。無理な湯量や温度の変更は避けましょう。
ガス代の変化を明細で確認する
入浴の使い方を変えた後は、請求額と使用量を分けて確認しましょう。請求額が下がっていても、単価や割引の変化が理由の場合があります。前月や前年の同じ季節の明細と、検針期間・使用量・適用単価を並べると、どこが変わったかを整理できます。
都市ガスとLPガスを比べるときも、1m³あたりの単価の数字だけで高い・安いとは決めないでください。ガスの種類と契約条件をそろえて確認し、明細の分からない項目は契約先に問い合わせましょう。この記事では月額や年間の削減額を一律に示していません。
よくある質問
シャワーを1分短くするといくら安くなりますか?
実際の削減額は流量・湯温・水温・使用日数・ガス料金で変わります。毎分12Lという上の仮定なら、1分短縮したときに減る湯量は12Lです。これだけでは月額の削減額は決まりません。資源エネルギー庁が公表する節約額も、記載された条件での試算として確認してください。
家族が多ければ浴槽の方が安いですか?
人数だけでは決まりません。湯張りに加え、体を洗うシャワーと追い焚きも含めて比べます。浴槽を使ったうえで長時間シャワーを流す場合は、その分のお湯も必要になります。
まず何から始めればよいですか?
シャワーを使っていない間に止めることと、浴槽のふたを使うことから始めましょう。家族の入浴間隔も見直し、無理なく続けられる使い方を選んでください。
出典:資源エネルギー庁「無理のない省エネ節約:風呂・トイレ」。湯量の表は同庁が示す毎分12Lの例を使った編集部の計算で、各家庭の実測値ではありません。2026年10月27日確認。
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記事で基礎を確認したら、次は世帯人数・地域・現在の使い方に合わせて、どこから見直すべきかを整理しましょう。
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